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酒は百薬の長ですか?

昔から言われていることですが、真偽のほどはどんなものでしょう。

アルコールという物質

 アルコール(エタノール)は、1gあたり7.1kcalの熱量を持っています。しかし、人間の体内で有効に利用されることはなく、体に負担を残す だけの無駄なカロリーと考えられます。したがって、食事の一部を減らして、その分、お酒を飲むような交換が成り立ちません。食事というよりは、薬物のような化学物質として捕らえたほうが良いと思います。

 

たしかに良いことも

 昔から、「酒は百薬の長」という言葉があり、「のんべえ」の心のよりどこ ろになってきました。たしかに、少量の飲酒は血液の脂質代謝を改善し、冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)の危険性を下げるという調査結果があります。「少量」には具体的な量が示されており、純アルコール(エタノール)に換算して1日あたり男性が25g女 性が15g程度と言われています。お酒にはアルコール度数が表示されていますので、これを元に適切な飲酒量を計算できます。たとえ、少 量であっても肝疾患や膵疾患など持病を持っている場合は、体に害を及ぼすことがあります。

種類 濃度 単位
アルコール量
ビール 4% 大ビン 633ml 25g
ビール 4% 350ml 14g
日本酒 13% 1合 180ml 23g
焼酎 20% 1合 180ml 36g
ウイスキー 34% ダブル1杯 60ml 20g
ワイン 10% グラス1杯 120ml 12g

 

お酒の中身はアルコールだけじゃない

 ここで注意しなければならないのは、お酒に含まれるアルコール以外の成分です。ビールや日本酒、ワインなどは糖質を 含んでおり、アルコール以外のカロリー摂取になります。また、ビールや日本酒にはプリン体が 多く、痛風の原因になります。

 

多ければ毒

 アルコールの摂取量が多すぎると体に害のあることは明らかです。毎日、30gのアルコールを摂取すると、高 血圧症の頻度が上昇します。60gを超えると血糖値が大いに乱れま す。アルコールの大量摂取は、依存症アルコール性肝障害栄養 障害認知症の原因となります。喫煙者がアルコールを大量に摂取すると、食道がんの 発生率が高まると言われています。

 

無理して飲むほどの物ではない

 日本人の半数は遺伝的にアルコールを分解する力が弱いこともあり、飲酒習慣の無い人が、体によいという理由でお酒を始める必要はまったくありません

2009年3月

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